コラム その1

コラム その1

人との出会いがいつも背中をおしてくれた

南川 桐子氏

株式会社郷土活性化
楽読スクール四日市インストラクター

南川 桐子

Uターン経験者が語る四日市への想い

地域を盛り上げるためにまず必要なのは…

「四日市をもっと面白いまちにしたい」。大学に入る前からずっと地域を盛り上げる仕事に興味があったんです。だから、地方創生や地域のことを学べる北九州市立大学に進学しました。四日市しか知らないでは視野が狭い。他の地域も見て、その上で三重県に戻ってこよう。そう考えていました。

けれど、いざ外へ出てみると、色々と迷いも出てくるんですよね。「四日市にこだわる必要ないんじゃないかなぁ」とか「いつか帰るんだから、今すぐでなくてもいいよなぁ」とか。そんな時、北九州市でお世話になった商店街の方から、ある言葉をかけられました。

「みんなに地元があるんだから、お前も地元に帰れ」って。

その言葉にハッとしました。「よそ者や若者が必要だ」と言いますが、まずは地元に暮らす人がイキイキと楽しんで地元に関わる。それがまちがよくなる第一歩。外からの刺激を受けて変わる前に、地元にパワーがないといけないと気付かされました。「三重県に帰ろう」。そう決意できたのは、商店街の言葉があったからです。

想いを同じくできる社長のもとへUターン

今は、四日市の郷土活性化という会社で、楽読スクールのインストラクターをしています。地元に戻る時にこの会社を選んだのは、社長の考え方に惚れ込んだから。「地域をもっと良くしよう。面白いことをしたい」という想いがピッタリでした。職種ではなく、理念に共感できるという点で職場を選んだんです。

楽読のインストラクターの仕事を通して、世代を超えてスクール生がつながる試みもしています。学生が交流して地域をもっと面白くできたらと思っています。

自分の将来に迷っているあなた。私はいつも「MVP」を大事にしています。これは、「Mission」 「Vision」 「Policy」の頭文字。「何のために」「どんな未来に向けて」「どういうポリシーを持って」やるかということです。このみっつが頭にあれば、何をすべきかは自然と明確になっていきます。MVPは一人ひとりが持っていて、変化していくもの。あなたの今のMVP、ぜひ思い浮かべてみてください。それと、MVPに沿って行動する時には、「リアルに出会いの場」を大切にしてほしいです。誰かとの出会い、言葉を交わすことが、あなたの思考の幅を広げてくれるはず。私自身がそうでした。迷った時には、いろいろと調べると同時に、たくさんの人と話してみてくださいね。