みえの企業まるわかりNAVI

業種医療・福祉業
北勢エリア鈴鹿市

社会福祉法人慈童会(くすのき園)

昭和56年に保育園からスタートした慈童会は、現在では赤ちゃんから高齢者の方、さらに、障がい者の方も含めて幅広い年代の方を対象に、地域に根付いた福祉事業を展開しています。施設での介護だけでなく訪問介護を経験することで、介護者として新たな発見を得ることもあります。様々な形で利用者の方のお世話をしながら、ときには最期まで寄り添い続けるというのは、介護職員ならではの貴重な経験です。日々のふれあいの中で一人ひとりの利用者の方の思いに触れ、“どうすればその人らしく生活していただけるか”を考えながら仕事をする中で、たくさんの笑顔を目にしたり、ありがとうの言葉に元気をもらったりします。介護者として、1人の人間として、私たちと一緒に成長の道を歩んでいきませんか。



特別養護老人ホーム くすのき園
宮崎 都紅子(平成26年度入社)

Q. 就職を決めた理由

以前は愛知県のデイサービス施設で仕事をしていて、転居とともに慈童会の特別養護老人ホームに勤務することになりました。介護の技術を専門的に身に付けていたわけではなく不安もありましたが、スタッフの方同士がとても良い雰囲気で仕事をしていて、未熟な部分もしっかりフォローしてもらえると感じ、ここに決めました。

Q. 仕事のやりがい

夜勤明けの帰り際、一人の利用者さんに“宮崎さんが夜勤でいると安心する”と言っていただいたことがあります。自分ではその方に何か特別なことをしたということはなかったのですが、自分の仕事ぶりを見ていてくれたんだと思うと、すごく嬉しかったです。自分の思いをストレートに言えない方もみえますが、そうした方の気持ちを少しでも汲み取っていければと思います。

Q. これからの目標

自分の中で“ここまでしてあげたい”と思っていても、技術や知識が伴わず、また時間に追われてできずじまいということも少なからずあります。もっとスキルを磨いていきたいというのが今の一番の目標です。思いを込めて介護することと、手際よく仕事を進めることを両立できるようにしていきたいですね。


施設長
鈴木 あおい

Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)

利用者の方がより満足して過ごせるための「魅力づくり委員会」や「レクリエーション委員会」、職員の満足度アップに取り組む「スマイルアップ委員会」など、5つの職場委員会を立ち上げて、魅力ある施設づくりに取り組んでいます。2月18日の創立記念日には、長年貢献してくれた職員や積極的に改善提案に取り組んでくれた職員を表彰しており、職員のモチベーションアップに繋がっています。

Q. 求める人物像は

施設に入所されている高齢者の方は症状が良くならず、悪くなる一方というイメージを描いている方もみえるかもしれませんが、“人は最期まで成長する存在だ”という意識を持って仕事にあたってほしいと思っています。現状に甘んじることなく、たとえ実現できなくても“何かを変えられるかもしれない”という意識で、介護の仕事にチャレンジしていってくれる人を歓迎します。

Q. これからの事業目標は

平成29年度中に完成予定の認知症の方を対象にしたグループホームは、利用者の方のお住まいであるとともに地域のサロン的な役割も持った施設となります。施設内で高齢者の方の健康教室や認知症サポーターの養成講座も開催しています。より地域に開かれた存在となり、社会福祉法人としての活動を発信し、評価されることで、施設で働く職員たちが自分たちの仕事の素晴らしさを改めて実感することもできると期待しています。

インターンシップ情報


対象:不問

期間:年間を通じて応相談

内容:職場体験、専門研修等

会社基本情報

本社所在地:〒510-0222 三重県鈴鹿市若松西6丁目28番地18号
事業内容:高齢者・障がい者 福祉介護
設立:1981年2月18日
資本金:社会福祉法人のためなし
従業員数:92名 (男性25名、女性67名、うち正規職員54名)
売上高:約3億円
平均年齢:45歳
平均勤続年数:7.1年
休日/休暇制度:年間休日数:107日
月間時間外労働時間(平均):1時間
有給休暇年間取得日数(平均):12日
アクセス:近鉄名古屋線箕田駅より、車で5分
採用窓口 TEL:059-385-3100
採用実績:日本福祉大学、鈴鹿医療科学大学、愛知大学、名古屋大学、高田短期大学、鈴鹿大学短期大学部、ユニマテク医療福祉大学校、三重介護福祉専門学校、日本福祉大学中央福祉専門学校、名古屋福祉保育柔整専門学校 他
URL:http://www.sunalix.co.jp/kusunokien/
受賞歴等:
令和5年度みえの働き方改革推進企業登録企業(令和8年3月31日まで)

出産、育児など生活環境に合わせて休日取得や時短勤務にも柔軟に対応

週休2日ペースの休日に加えて、有給の取得率も平均12日間と高水準を維持。お互いに業務をカバーし合い、自分の都合に合わせて休みやすい環境が整っています。出産、育児を経て職場復帰する職員には産前や育児中の時短勤務制度を導入。保育園に預けて勤務している職員は、優先的に土日祝日に休めるように配慮しています。また、職員教育にも力を入れており、施設内外での勉強会を定期的に実施するとともに、先輩職員が先生役となって実技指導を行う学習会も実施。気軽な雰囲気の中で基本技術を習得することができます。

隣接する「くすのき保育園」に子どもを預けて働いている職員も

隣接する「くすのき保育園」の園児たちと入居者の皆さんが交流する機会を数多く設けています。クリスマスや卒園の際など、園児たちが歌を披露したり花束を贈呈し、高齢者の方たちが笑顔を見せている様子は何度見ても微笑ましい光景です。育児中の職員にとっても、くすのき保育園に子どもを預けることができれば、そうした行事の際には我が子の様子を見ることもできるという環境で仕事をすることができます。
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