みえの企業まるわかりNAVI

業種医療・福祉業
中南勢エリア津市

地域ケア株式会社

私たちは認知症高齢者介護を中心とするグループホームや、小規模多機能ホームを運営しています。他施設では受け入れられなかった方や、精神科の病院に入院を余儀なくされていた方も可能な限り受け入れ、スタッフ全員で改善に取り組む──自分では何もできない状態だった方が、半年後には一人で食事ができるまでに回復することもあります。利用者さんに“人間らしい生活”をおくっていただく。これは介護に携わる者として一番やりがいを感じられることではないでしょうか。こうした取組は結果的に介護施設の“生産性”=報酬を高め、介護職で働く皆さんが仕事の内容に見合った報酬を得ることにも繋がります。
私たちは介護業界に新しい風を吹き込み、利用者さんやご家族、ここで働く者など皆が幸せになれる会社を目指しています。経験は要りません。一緒に目標に向かってくれる仲間を求めています。

2018年11月1日現在



小規模多機能ホーム「とのむら」介護スタッフ副主任
川本 千尋(平成22年入社)

Q. 就職を決めた理由

介護の仕事をするうえで、大きい施設よりもグループホームのように一人ひとりの方とじっくり接することのできる施設で働きたいと思っていました。1日体験をしたときに、スタッフの方と利用者さんが家族のように自然な雰囲気で接しているのを見て、自分の思い描いていたイメージにぴったりだと感じました。

Q. 仕事のやりがい

利用者さんに自分の知らない昔のことを教えてもらっているときや、その日起こった出来事の話をしているときなど、何気ない会話の中で笑顔がこぼれるのを見ると自分も楽しい気持ちになれます。最初は介助に不慣れで大変な面もありましたが、利用者さんから孫のように接してもらえて、自然と溶けこんでいくことができました。

Q. これからの目標

障がいのことをもっと勉強したいというのが今の目標です。障がいをお持ちの利用者さんにもしっかりと対応するためには知識がまだまだ自分に足りないとわかっているので、さまざまな障がいについてもっと詳しくなって、適切なケアが行えるようになりたいと思っています。


代表取締役
浜地 重成

Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)

福祉を学んだ経験のない方や、他の職種から転職してきた方が多数働いています。未経験の状態からスタートして、介護福祉士やケアマネジャーの資格を習得し、施設管理者としても活躍しています。成長を実感できることで、さらにモチベーションが高まる。そうした好循環を生み出すことができる会社です。

Q. 求める人物像は

他業界で売り上げ目標を達成する至上主義に疲れて転職してきた先輩方も多い業界です。介護は、数字(売上)を直接求める仕事ではありません。目の前の方に寄り添い、その人らしい余生をおくれるように支援する、やりがいのある仕事です。もちろん、大変な思いをすることもある仕事ですが、その先にあるやりがいを得たいと思っている方に対しては資格取得など会社として全面的にバックアップしていきます。

Q. これからの事業目標は

介護事業所は利用者さんのための施設であるとともに、利用者さんを介護する“人”を育てる場所でもあると考えています。人材が育つことで介護の質や幅を広げていくことができる。そのために経営者として職員を正しく評価し、報酬を上げるための努力を続けています。スタッフが充実することで事業の幅を広げていく、そういった流れのモデルケースとなる事業所を目指しています。

インターンシップ情報


対象:不問

期間:1週間程度

内容:会社の説明、職場体験

会社基本情報

本社所在地:〒514-0073 三重県津市殿村1553番地
事業内容:高齢者介護事業所(グループホーム・小規模多機能ホームの運営)
家事代行・生活支援事業
設立:2004年
資本金:1,000万円
従業員数:36名 (男性10名、女性26名、うち正規職員18名)
売上高:1億5,000万円
平均年齢:39歳
平均勤続年数:5年
休日/休暇制度:年間休日数:105日
月間時間外労働時間(平均):16.8時間
有給休暇年間取得日数(平均):9.7日
アクセス:三交バス 西部市民センターより、徒歩10分
採用窓口 TEL:059-237-3450
採用実績:三重短期大学 他
URL:http://tonomura-web.com/
受賞歴等:
三重県版経営向上計画 ステップ2 認定(平成28年度)

専門家による勉強会も開催。資格取得やスキルアップの機会を提供しています

介護に関して未経験の方であっても、入社して3年後には国家資格の介護福祉士を取得できるように、積極的に研修などのバックアップを行っています。中堅職員に向けては専門家による勉強会を開催し、介護スキルを磨く場となっています。施設の職員は「レクリエーションの技術を磨きたい」といった目標を毎年立てていますが、その実現に向けて外部の研修に参加する機会も積極的に提供しています。また福利厚生の充実も図っており、今年から海外への社員旅行のための積立もスタートしました。

家事代行やIT技術を駆使した買い物代行サービスにも取り組んでいます

介護事業所として生産性を上げ、職員の給与アップに反映していく──ひとつの取り組みが介護保険外事業の展開です。地域に暮らす高齢者の方たちの生活を支援する「家事代行サービス」や、地域の人々と商店などをIT技術によるネットワークで繋いで買い物代行を行う「シェアマッチ」といった事業にも取り組んでいます。地域の方々の暮らしを支えながら介護事業所としての価値も高める事業となっています。
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