みえの企業まるわかりNAVI

業種製造業(食料品・医薬品以外)
中南勢エリア松阪市

橋本電子工業株式会社

当社は1983年に社長が三重県松阪市の自宅で立ち上げた会社で、電磁リレー用特性検査機などの電子検査機器の製造から始まり、現在は舞台制御装置、セキュリティ機器、そして医療用機器の設計・製造・販売を行なっています。全国の大学や大手企業との共同開発に参画し、医師や大学教員の研究に基づくアイディアと当社の持つ技術を融合させて、脳梗塞の危険性を早期に発見できる超音波頸動脈血流モニター「FURUHATA」や多機能リポソーム自動製造装置などを開発しています。またベンチャー企業とのビジネスマッチングを拡充しながら、さまざまなプロジェクトに関わり、未来を変えていく一翼を担いたいと考えています。

2020年8月31日現在



商品設計グループ
馬場 達也
(平成31年度入社)

Q. 就職を決めた理由

私は、小さい頃からものづくりに興味があり、弊社が最先端の技術を取り入れ、高品質で信頼性の高い製品を開発していることに惹かれました。大学などから医療関係の受注が多く、超音波頸動脈血流モニターなど人の命を助けるのに役立つ製品を数多く開発しており、私も人の命を助ける製品を開発したいと思い就職しました。

Q. 仕事のやりがい

一から図面を書き、形になったときにやりがいを感じています。治具の作製を担当していますが、顧客の要望に対して的確な効果を発揮できる治具を設計・作製したときに、「頑張って良かった」と感じます。上司や先輩からの評価が自信につながっています。

Q. これからの目標

マーケットの少数派意見も取り入れ、より多くの人に喜ばれる製品を設計していきたいです。まだ知識不足なので先輩に尋ねることが多いですが、早く設計を頼まれるような人材になりたいと考えています。将来の夢は、医療分野の設計を任せてもらえる人材になることです。


経営管理グループ グループ長代行
奥野 丈夫

Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)

「最新技術への挑戦」と「ワンストップ」が弊社の強みです。技術は日進月歩で向上し、社会や生活様式も変化しているので、常に新しいことに目を向け「最新技術への挑戦」を掲げています。また、「ワンストップ」は、仕様検討、設計、試作、評価、量産、解析・修理まで全行程を一括して行うことで品質、生産性の向上や商品価値を高める技術提案をめざしています。

Q. 求める人物像は

入社後に専門的な知識などは学べることができるので、資格は特に必要ありません。「ものづくりが好きな人」で「真面目にコツコツとできる人」、そして「挨拶ができる人」を求めています。挨拶はコミュニケーションの第一歩であり、気持ちよく仕事をする環境を作る上で欠かせません。

Q. これからの事業目標は

AI、IoTという言葉をよく耳にしますが、これらの実現に欠かせないのが制御・計測の技術です。弊社はこの制御・計測の技術を中心としたものづくり、特にセキュリティ機器と医療機器の分野にこだわっています。また自社製品の開発を進めていくことが、社会そして地域への貢献につながると考えています。

インターンシップ情報


対象:大学生
期間:1週間程度、1〜3日
体験内容:会社説明、設計及び製造業務の体験、先輩社員との懇談

会社基本情報

本社所在地:〒515-0104 三重県松阪市高須町3866番地12
事業内容:電子応用制御計測機器及びセキュリティ機器、医用医療健康機器の設計・製造
設立:1985年
資本金:2,000万円
従業員数:69名 (男性40名、女性29名、うち正規社員53名)(2020年7月1日現在)
売上高:10億円(2019年度)
平均年齢:43.1歳
平均勤続年数:13.9年
休日/休暇制度:年間休日数:120日
月間時間外労働時間(平均):10時間
有給休暇年間取得日数(平均):14日
アクセス:近鉄名古屋線松阪駅より、車で15分
採用窓口 TEL:0598-51-3111
採用実績:愛知工業大学、三重大学、鈴鹿医療科学大学、鈴鹿工業高等専門学校、松阪高校、松阪工業高校、伊勢工業高校 他
URL:https://www.hashimoto-inc.co.jp/
受賞歴等:
産業功労賞(三重県知事)(2013年度)

東京慈恵会医科大学と共同開発した
脳梗塞の危険性を発見できるモニターです

日本の死因率第2位である「心疾患」と3位の「脳血管疾患」の主原因は、塞栓を起こす微小栓子です。東京慈恵会医科大学と共同で、予防検診の場で「微小栓子を検出できる装置」として自社製品「FURUHATA」超音波頸動脈血流モニターを開発しました。現在、全国の多くの大学病院や研究機関で使用されています。

子育て中の方、在宅ワークをお考えの方に働きやすい環境です

ワークライフバランスを大切にしており、有給休暇とは別に、ボランティア活動や学校行事などのための「社会貢献休暇」を年間5日取得できます。仕事に復帰する場合は、短時間勤務を無理なく取ることができるため育休後もほとんどの社員が復帰しています。プログラムや技術系の職種は、在宅勤務が可能なため、県外からの採用も前向きに取り組んでいます。
写真は、当社から近い高須町公園でお花見をした時の写真です。また、夏の流しそうめん大会や誕生日の昼食会を開催しています。
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