業種医療・福祉業
伊賀エリア伊賀市
社会福祉法人維雅幸育会
当法人は知的障がい者、身体障がい者、精神障がい者に対して支援や相談、サービスを提供する事業所です。昭和63年、障がいのある人たちの働く場を作りたいという願いから民間の小規模作業所として誕生しました。維雅幸育会と言う名前は、設立当初に尽力した初代理事長の前田維の名前に由来し、幸せを育む会という意味が込められています。設立当時、障がい者の働く場は地場産業か個人の商店が中心で、働けずに過ごす人がたくさんいました。その後、伊賀市も企業誘致に積極的に動いたため、障がい者が就労できる場所も増えてきました。障がいのある人も、環境を整えれば働けるという事を知ってほしいと活動し、内職ではなく、企業の生産ラインに入って働く人が増えた結果、当法人が障がい者の方たちに支払っている工賃は、三重県でもトップを誇るまでになりました。
2019年11月6日現在
ふっくりあ 支援員
吉田 貴栄(平成25年度入社)
Q. 就職を決めた理由
以前から高齢者や障がい者の方とかかわる機会が多く、大学も福祉大学を選びました。福祉の会社が集まる福祉フェアで、この施設と出会いました。実際に見学に行った時に、みなさんが笑顔で挨拶をしてくれる、とても雰囲気の良いところだと感じました。こんなアットホームな職場で働きたいと思い、就職を決めました。
Q. 仕事のやりがい
作業や体力づくりのトレーニングなど、いろいろな活動をしています。その中で利用者の方のできる事が増えるのは楽しいです。作業に取り掛かれる時間が増えていったり、体重管理の目標値に到達したり、動きづらい人が動きやすくなったりと変化を実感できるとやっていてよかったなとやりがいを感じます。
Q. これからの目標
社会福祉士の資格は既に持っていますが、それに加えて精神保健福祉士を取得したいと考えています。以前より精神障がいの利用者が増えてきており、接する中でわからない事も出てくるからです。当法人には他に3つの施設があり、それぞれ取り組んでいる内容が違うので、他の施設でも働いて経験を積みたいと思っています。
ふっくりあモォンマール 管理者
奥西 利江
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
当法人の一番の強みは、就労支援としては三重県で一番を誇る高い工賃です。全国でも10本の指に入る高さです。企業の生産ラインに入って、直接実地で訓練をしながら働く形態は全国にもあまり例がなく、先駆的なものだと言えます。施設にトレーニングジムがあるのも強みの一つで、介護の予防とリハビリ、ダイエットなどに活用しています。
Q. 求める人物像は
何といっても人と関わるのが好きな人に来てほしいです。障がいのある人たちと生活を作り上げていくというのが当法人のスタンスなので、好きな事、得意な事のある人もいいです。たとえば創作活動が得意な人、パン屋さんをやりたい人などです。そういう意味で製菓の専門学校など、福祉のジャンル以外からあっと驚くような発想を持った人が来てくれたら嬉しいです。
Q. これからの事業目標は
できるだけ、近隣の福祉事業所とは違う活動をやりたいと考えています。当法人の中期計画として、特別支援学校の高等部を卒業した人が、社会に出ていくための準備をする学校のようなものを創りたいと考えています。そして、一般的な大学に通うように勉強をしたり、アルバイトをしたり、クラブ活動をする場を設けたいと思っています。関西には既に例がありますが、三重県にはまだありません。
インターンシップ情報
対象:大学生、短大生、求職中の方
期間:応相談
内容:障がい福祉サービス内での就労支援・生活支援・事務業務・調理業務
会社基本情報
本社所在地: | 〒518-0835 三重県伊賀市緑ヶ丘南町3948-16 |
事業内容: | 社会福祉事業(障がい福祉サービス事業・移動支援事業・地域活動支援センターの経営・特定相談支援事業・障がい児相談支援事業) |
設立: | 1994年 |
資本金: | 社会福祉法人のためなし |
従業員数: | 92名 (男性26名、女性66名、うち正規職員37名) |
売上高: | 約4億円 |
平均年齢: | 37歳 |
平均勤続年数: | 8年6ヶ月 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:115日
月間時間外労働時間(平均):30時間
有給休暇年間取得日数(平均):約10日 |
アクセス: | 伊賀鉄道伊賀線茅町駅より、徒歩15分 |
採用窓口 TEL: | 0595-22-8600 |
採用実績: | 三重大学、皇學館大学、龍谷大学、関西大学、三重短期大学、佛教大学 他 |
URL: | http://www.uenohimawari.com |
受賞歴等:
G7伊勢志摩サミット2016で提供されたお菓子を作りました
平成28年のG7伊勢志摩サミットにおいて、配偶者プログラムのお茶菓子として当法人のサブレ「伊賀の飛猿」が採用されました。かわいい子猿の忍者をかたどったサブレは大変好評で、サミット終了後に全国から大量の注文をいただきました。今も注文は途切れず、嬉しい悲鳴を上げています。
今年で26回目になるコンサートを続けています
ひまわりコンサート「太陽に両手ひろげて」と題して、年に1度、7月にコンサートを催しています。今年で26回目の、息の長い取り組みです。地域の学校や子どもさんたちも一緒に舞台に上がり、有名アーティストも毎年参加します。作業で作っている商品の販売や、普段の活動を紹介する展示も加え、毎年大盛況の地域と繋がるコンサートです。