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業種医療・福祉業
伊賀エリア伊賀市

社会福祉法人いがほくぶ 彩四季

地域の高齢人口の増加に対応するべく、平成10年、「JAいがほくぶ」が母体となって設立された社会福祉法人です。「特別養護老人ホーム彩四季(さいしき)」を中心に、ショートステイ、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援事業を実施し、施設を拠点にしながら、地域の福祉サービスに取り組んでいます。
介護の仕事をするうえで大切なのは、“接遇”のスキルを高めることです。そのために、入職された方には、デイサービスなどで比較的お元気な方と接することからスタートして、利用者様やご家族の思いとの“接点の取り方”を身につけてもらえるようにしています。そして、重度の介護を必要とする、言葉が出ない方とでも、目で合図をしたり、手を握り返したりする瞬間に、自分自身の“心が動く”ような、そんな職員に育っていけるよう取り組んでいます。

2019年10月15日現在



デイ部門
中森 一嘉(平成19年度入社)

Q. 就職を決めた理由

子どもの頃から可愛がってもらっていた近所のおじいちゃんたちが、自分が大きくなるにつれて年老いて困っている姿を見て、自分が役に立つことができればと考えていました。そして、福祉系の大学に通い、地元の介護施設での就職を希望していました。その就職活動中に、学生時代に興味を持った「ユニットケア」に積極的に取り組んでいる「彩四季」に魅力を感じました。

Q. 仕事のやりがい

自分が相手に何か影響を与えようとするのではなく、必要なときに必要なお手伝いができるように側に寄り添っていることが何より大切なのだと気づきました。勤め始めて最初の頃は、自分が一生懸命介護していても回復が見られなかったりすることに辛さや苛立ちを感じることもありましたが、先輩に話を聞いていただく中で、考え方の根本が違っていたことに気づき、意欲も意識も変わってきました。

Q. これからの目標

自分より年上の方やキャリアの長い方も多い中で、リーダーの役割を与えられて職務にあたっています。名実ともにリーダーとして認められ、頼られる存在になっていきたいですね。現在、介護福祉士の資格は持っているので、将来的にはケアマネジャーの資格も取得したいと思っています。


特別養護老人ホーム 彩四季 施設長
堀田 大

Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)

JAが母体となって社会福祉法人を設立し、特別養護老人ホームを運営しているケースは、三重県内では当法人だけです。JAとは別組織となりますが、地域福祉に貢献する役割は共有しており、連携関係が築かれています。また、全室個室・少人数グループを形成して介護ケアを行う「ユニットケア」をいち早く導入するなど、先駆的な試みにも取り組んでいます。

Q. 求める人物像は

介護者が心を込めて対応しなければ、相手の心は見えてこないと思います。相手の心が見えてこないと、「本当は何に困っているのか」、「どんな対応が求められているのか」も見えてきません。ルーティンの介護だけでなく、どれだけ隣に寄り添うことができるかが重要になってくるため、“少しでも誰かの役に立ちたい”という思いで介護にあたってくれる方を望んでいます。

Q. これからの事業目標は

介護施設には利用者の方だけでなく、地域全体の福祉に積極的に関わっていくことが求められています。他の福祉法人と共同で連絡会を作って、“介護予防”に力を入れていく予定です。職員、利用者の皆さんが生まれ育ったこの地域が、今後も元気な姿であり続けるために、積極的に取り組んでいきます。

インターンシップ情報


対象:大学生、専門学校生、短大生

期間:1〜2週間程度

内容:事業概要の説明と業務体験

会社基本情報

本社所在地:〒518-0102 三重県伊賀市市部奥山2611-5
事業内容:高齢者介護福祉(特別養護老人ホーム、短期入所生活介護、通所介護、訪問介護、居宅介護支援)
設立:1998年6月10日
資本金:社会福祉法人のためなし
従業員数:76名 (男性26名、女性50名、うち正規職員43名)
売上高:非公開
平均年齢:45.3歳
平均勤続年数:7.2年
休日/休暇制度:年間休日数:111日
月間時間外労働時間(平均):10.5時間
有給休暇年間取得日数(平均):8.2日
アクセス:名阪国道友生 ICより約5分
採用窓口 TEL:0595-26-0011
採用実績:非公開
URL:http://www.jaiga.or.jp/?p=188
受賞歴等:

職員に長く働き続けていただくために多様な勤務スタイルに対応しています

介護施設では、職員が長く働き続けることが、広い意味で“介護の質”の向上に繋がると考えています。それは介護技術はもとより、職員が利用者の方と関係性の質を高めることにも繋がるからです。そのために、当法人では、日中のみのデイサービスや訪問介護、夜間も含めた特養での入居者ケアやショートステイなどを運営しており、職員が自分の生活スタイルに応じて勤務できる体制を整えています。女性が多く活躍する職場ですので、育児など家庭の事情を考慮した短時間勤務にも対応しています。

職員は何よりも大切な“財産”。「働きやすい職場づくり」に取り組んでいます

職員は介護施設にとって何よりも大切な“財産”です。人材育成に最大限力を注ぐとともに、介助者の負担軽減のために、リフトなど福祉用具の導入にも投資を惜しまない姿勢で臨んでいます。また、年に1回、全職員が個々に役員と面談をする機会を設けており、様々な思い、改善点など、ありのままに伝えることができると好評です。こうした「働きやすい職場づくり」に取り組むことで、家庭の事情以外の離職者はほぼゼロに減少しています。
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