みえの企業まるわかりNAVI

業種医療・福祉業
北勢エリア木曽岬町

社会福祉法人慈幸会(特別養護老人ホームすいせんの里)

当法人は桑名市にある「もりえい病院」を母体として、平成15年に開設しました。それまで木曽岬町には高齢者福祉施設がなく、高齢化の時代を迎えるにあたって、当時の木曽岬町から誘致を受けたのがはじまりです。現在は特別養護老人ホームとショートステイ、デイサービス、居宅介護支援事業に取り組むとともに、町から受託した在宅介護支援センターを運営しています。木曽岬町では最も規模の大きい高齢者介護施設です。当法人の理念は「笑顔で誠実」。短い言葉だからこそ、職員みんなが共有でき、介護はこの理念に尽きると思っています。平成28年より、地元の皆さまに施設をより知っていただくために、月に一度の“すいせんカフェ”を開催し、交流を図っております。皆さまに愛され、信頼される施設として、これからも職員一同一生懸命励んでいきます。



介護支援専門員
石原 太一(平成17年度入社)

Q. 就職を決めた理由

おばあちゃん子だったのでお年寄りに関わる仕事に興味がありました。社会福祉士の資格を取り、就職先を探していた時、最初に見学に来たのがたまたまここでした。自分が持っていた施設のイメージと全く違い、広くて開放的で、その当時からすでにユニットケアを実施していたことから、ここがいいと思って就職を決めました。

Q. 仕事のやりがい

人生の大先輩から掛けてもらう「ありがとう」の一言で、この仕事をやってよかったと実感できます。仕事は全てがうまくいくわけではありませんが、感謝の言葉をいただけると、意欲に繋がります。言葉の出ない人が顔を見てにっこり笑ってくれたり、表情が変わったりするところを毎日見ることができるので、非常にやりがいがあります。

Q. これからの目標

もっと多くの方にこの施設のことを知ってもらいたいです。介護が必要になってからでないと、施設に足を運ぶということはあまりありません。必要になる前に、ちょっと手助けが欲しい時に気軽に利用してもらえる施設になったらいいと思います。そのために、40代、50代の人に来てもらえる介護教室のようなものをやりたいと考えています。


施設長
杉野 和子

Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)

一番の魅力は天然温泉です。施設を作る時に掘り当てた温泉で、足湯や露天風呂もある介護施設というのはなかなかないと思っております。また、デイサービスでは、ビュッフェランチを月2〜3回楽しむことができます。入居者の方々の希望を取り入れた作りたての食事は好評で、職員も食べることができ、とてもおいしいです。

Q. 求める人物像は

相手に配慮ができ、やる気のある人です。さらに、笑顔と誠意が大切です。これがあれば、資格がなくてもやっていけます。勉強は入社してからでもできます。当法人は、研修にかかる費用を全額助成し、有給休暇を使って研修や資格試験にトライしてもらっています。資格が取れればお給料がランクアップするので、職員にとってもやる気が出ます。介護は人対人のサービスなので、学生のうちにどんどん社会に出て、人と触れ合う体験をしておいてください。

Q. これからの事業目標は

当法人は三重県に位置していますが、地続きなのは愛知県で、同じ三重県でも隣にある桑名市内に行くには川を二つ越えなくてはなりません。また、両隣の桑名市・弥富市には最近介護施設がたくさんできたので、木曽岬町の方々に如何に多くご利用いただくかが課題となります。今後は、木曽岬町も高齢化率が高くなることが予想されているので、その方たちがいつまでも元気に過ごせるように、総合支援事業に町と共に取り組みます。

インターンシップ情報


対象:大学生、専門学校生、短大生、高校生

期間:1週間

内容:介護サービスの体験

会社基本情報

本社所在地:〒498-0823 三重県桑名郡木曽岬町和富10番8
事業内容:特別養護老人ホーム、併設型短期入所、デイサービス、居宅介護支援事業
設立:2003年
資本金:社会福祉法人のためなし
従業員数:83名 (男性24名、女性59名、うち正規職員52名)
売上高:4億5,000万円
平均年齢:42歳
平均勤続年数:4.5年
休日/休暇制度:年間休日数:105日 アニバーサリー休暇5日
月間時間外労働時間(平均):2時間
有給休暇年間取得日数(平均):8日
アクセス:伊勢湾岸自動車道弥富木曽岬ICより、車で4分
採用窓口 TEL:0567-68-6565
採用実績:日本福祉大学、同朋大学、四日市大学、名古屋文理大学、名古屋女子大学、ユマニテク医療福祉大学校、専門学校名古屋医専 他
URL:http://suisen-no-sato.com
受賞歴等:

気軽に参加できる「すいせんカフェ」

まだまだ元気な方たちを対象に、月に一度「すいせんカフェ」を開いています。内容は月替わりで、お菓子を作ったり、健康体操をしたり、桑名の折り鶴を折ったりと様々な活動が、ワンコインの100円です。大変好評で、みなさん本当に楽しそうに参加してくださるので嬉しい悲鳴です。気軽に来てもらえて、こういう施設を知っていただくいい機会になりますし、地域への交流や地域支援につながるすいせんの里の投資的事業だと思っています。

充実した施設が自慢です

露天風呂もある天然温泉と、広々とした施設が自慢です。屋内に十分な余裕がありますし、平屋での居室は日当たりが良く、ガラス戸を開けると庭があり、とても和むことができます。これは当法人の特徴の1つです。職員向けには施設内保育所「すいせんわくわくキッズ」があります。育児休暇を取った職員はここに子どもを預け、仕事に復帰できます。同じ建物内で仕事をしていますし、隣にクリニックがあるので安心です。
All Rights Reserved, Copyright ©Mie Prefecture