業種土木・建築業
中南勢エリア松阪市
宇野重工株式会社
弊社は橋梁や水門を作っているインフラ企業です。最初は農機具を作ることから始まり、小さな水門から歩道橋、道路の橋へと事業を拡大してきました。創業以来「生気」「勇気」「努力」「忍耐」「感謝」を社訓とし、社会インフラ整備に貢献しています。事業の中心は地元三重県ですが、営業の範囲は北海道と沖縄を除く全国すべての地域に及んでいます。水門事業では、津波による大きな被害を未然に防ぐ、大型水門を作っています。また、現地で橋をかけていますと地域の方が「早く完成してほしい」と見に来ていただけますし、完成すると「遠回りせずに済むから嬉しい」と喜んでいただけます。これからも最適な施工を行うべく最大限の努力をし、現在から未来社会への大動脈を先進の技術力で創造してまいります。
2019年2月4日現在
建設部 設計課
中野 真人(平成28年度入社)
Q. 就職を決めた理由
通学路から大きなオレンジ色のクレーンが見えていたのでこの会社のことは知っていましたが、「何を作っているのかな」くらいにしか考えていませんでした。就職活動の時、大きな橋を作っている会社だとわかり、「孫の代まで残る仕事だ。この橋は自分が作ったと話すことができる。就職先はここしかない」と心が決まり、就職に不安は感じませんでした。
Q. 仕事のやりがい
図面と数値があっているか、計算が正しいかなどを確認する設計照査という仕事をしています。パソコンを使わずに紙に手で計算することも意外と多いです。難しい計算ですが、本で調べたり、先輩方に教えてもらったりして、数字の根拠や計算式について理解できた時にはすごく嬉しいです。休日には自分が担当した橋が架かっているのを見に行くことがあります。担当した時には紙の中にあった橋が実際に現場にあるのを見ると、「使ってもらっているんだなあ」と感じてやりがいになっています。
Q. これからの目標
直近の目標としては、2級土木施工管理技士の資格を取ることです。最短の日程で取ってやろうと思っています。その上に1級土木施工管理技士があり、1級を持っていた方が大きな工事を請け負えるので、取りたいと思っています。設計だけをしていてはわからないこともあるので、現場や工場の仕事も経験したいです。将来は景色に溶け込み、遠目からも橋とわかるトラスドランガー橋を設計したいですね。
総務部 総務課 課長
淺沼 豊司
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
橋梁と水門の建設を行う県内企業の中では、弊社が最大の規模を誇ります。県内に本社があるので、災害などの際すぐに対応ができます。本社にある工場で、すべての製品を作り、設計から架設、据付とその後のメンテナンスまでを社内で一貫して行うことができるのも強みです。また「みえの働き方改革推進企業」「健康経営優良法人」の認定も受けています。
Q. 求める人物像は
基本的にはコミュニケーション能力があり、技術職に就ける人を求めています。一つの物件を作り上げるときには、お客様はもちろん社内すべての部署で連携することが必要です。技術者であっても、連携して仕事をするためにはコミュニケーション能力の高さが求められるからです。弊社の特色として「巡回研修制度」という制度があります。これは入社3年までの新卒社員が申し出により、配属先とは別の部署で研修を受ける制度です。別の部署が適正と判断された場合は、本人の希望を勘定しつつ人事異動となります。入社間もない社員を適材適所に配属するための制度です。
Q. これからの事業目標は
高度成長期に数多く作られた道路や橋、上下水道などの社会インフラは現在一斉に老朽化してきています。弊社としては今後そういった社会インフラのメンテナンス事業を伸ばしていこうと考えています。そのために上下水道の機械設備を設置する部門を新設しました。まずは県内で事業を展開し、成績が良ければ全国展開を視野に入れています。また東日本大震災の後には復興工事の一環として橋や水門の整備に携わりました。今後も弊社の技術が社会のお役に立てればうれしいです。
インターンシップ情報
随時募集中
会社基本情報
本社所在地: | 〒515-8558 三重県松阪市大津町1607-1 |
事業内容: | 鋼製橋梁、水門、除塵機の設計、製作、架設/据付及び補修工事 |
設立: | 1965年 |
資本金: | 1億円 |
従業員数: | 132名 (男性119名、女性13名、うち正規社員104名) |
売上高: | 43億円 |
平均年齢: | 47.4歳 |
平均勤続年数: | 16.4年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:119日
月間時間外労働時間(平均):15時間
有給休暇年間取得日数(平均):12.7日 |
アクセス: | 近鉄山田線東松阪駅より、徒歩15分 |
採用窓口 TEL: | 0598-51-1313 |
採用実績: | 愛知工業大学、大阪工業大学、岐阜大学、近畿大学、摂南大学、大同大学、中部大学、日本大学、三重大学、名城大学、鈴鹿工業高等専門学校、近畿大学工業高等専門学校 他 |
URL: | http://www.uno-g.co.jp/ |
受賞歴等:
みえの働き方改革推進企業(平成30年度)
健康経営優良法人(平成30年度)
「いっぷく」のお茶で社内コミュニケーション
社内コミュニケーションの場として、隔週の水曜日、取締役がお茶を点てて社員と話す「いっぷく」と名付けた談話スペースを設けています。参加は自由ですし、話す内容も仕事の話でなくてもまったく構いません。趣味のバイクや地元の偉人、単なる世間話にいたるまで多種多様です。役員と近い距離で話すので若い社員にとっては緊張する場面ですが、社内の風通しの良さが現れていると思います。
地図に載る仕事をしています
「橋歴板」というものをご存じでしょうか。橋ができた年度、使用した材料などを記して取り付ける板のことで、そこには建設に携わった会社と共に技術者の名前も刻まれます。自分が関わった橋に名前が刻まれ、いつまでも残ることは技術者として大きなやりがいになります。橋は一度作れば半永久的に使われる、規模の大きな社会インフラです。地図に載る大きな仕事に憧れて、弊社に入社していただける学生さんも多いです。