業種教育・学習支援業
北勢エリア四日市市
学校法人特別支援学校聖母の家学園
当法人はカトリックの精神を基に、知的に障がいのある児童・生徒に教育をしている私立の特別支援学校です。始まりは昭和46年、障がいのために就学猶予となっていた子どもたちのため、県立の養護学校よりも早くできた三重県で最初の養護学校でした。その後、子どもたちの成長に伴って当初の小・中学部に加えて昭和62年に高等部を設置し、平成7年には2年制の高等部専攻科を設置、平成29年度からはさらに高等部専攻科の教育年限を4年に延長して子どもたちの「もっと学びたい」、保護者の「もっと学ばせたい」という願いに応えてきました。また卒業後の雇用の場を確保するため、NPO法人「聖母の家学園福祉会」も設立しました。学校教育から地域福祉へと、私立の学校ならではの広がりを持った途切れのない支援を続けてまいります。
2019年10月21日現在
中学部 教諭
濱口 礼光(平成28年度入社)
Q. 就職を決めた理由
中学校の体育教員を目指して勉強していましたが、教育実習では一般の学校よりも、少人数の子どもたちと細やかに接することのできる福祉関係のほうが自分には合っていると思う場面がありました。当法人は大学の先生の紹介で知りました。転勤で職員が入れ替わってしまう公立の学校よりも、当法人であれば、子どもたちと長い時間関わることができると思って決断しました。
Q. 仕事のやりがい
子どもたちから元気をもらえて、毎日が楽しいです。特に学校行事や授業を通して、こんなことができるようになった、一回り大きくなったと子どもたちが成長していく姿を見るのがやりがいになっています。最初は跳び箱が跳べなかった子も練習を積み重ねればできるようになり、「跳べたよ!」と言ってくれる瞬間がもう最高に嬉しいですね。
Q. これからの目標
当法人に来る子どもたちが生き生きと過ごせるように、授業づくりに加えて支援もしていきたいと思います。先輩方は子ども達を笑わせて、心をほぐす接し方が実に上手です。なるべく話しかけてその子が好きなことを見つけたり、時にはいっしょにはしゃいだりと先輩方を見習って工夫しています。毎日いろんなことがあって手一杯ですが、ずっと子どもたちと関わっていきたいと思っています。
特別支援学校聖母の家学園 校長
大橋 里栄
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
当法人の根底にあるのは「保護者の思いに寄り添って子どもたちの幸せな生き方を希求する」という創始者の願いです。さらにカトリックの愛の精神を基に“感謝すること・命を大事にすること・夢を持つこと”を大切にしています。学校の主人公である子どもたちに学ぶ楽しさや喜びを味あわせたいと、教職員一人ひとりが取り組むことが、他にない当法人の強みになります。
Q. 求める人物像は
当法人では、ゆっくりと成長する子どもたちに豊かな学びを保障することを大切にしています。子どもたちに夢を語れる人、子どもたちのために全力を注げる人を求めています。夢とは希望のことです。教壇に立つ以上、教員免許を持っているのが大前提ですが、過去を振り返るのではなく、次はどうしようと考えられる人が望ましいです。
Q. これからの事業目標は
「障がいのある人たちの役割を創造し、共生社会の実現を目指す学校づくり」を目標として掲げています。子どもたちには希望を持って社会生活を送ってもらい、障がいの重い子であっても社会資源を利用し、自分らしく豊かに生活してもらうための支援を行っていきたいと考えています。いつでも子どもたちが戻って来られる、ふるさとといえる学校づくりを職員全体で行ってまいります。
インターンシップ情報
対象:大学生・専門学校生・短大生
期間:10日から2週間程度
内容:授業や行事への参加
会社基本情報
本社所在地: | 〒510-0961 三重県四日市市波木町330-5 |
事業内容: | 私立特別支援学校 |
設立: | 1971年 |
資本金: | 学校法人のためなし |
従業員数: | 68名 (男性32名、女性36名、正規職員36名) |
売上高: | 学校法人のためなし |
平均年齢: | 45歳 |
平均勤続年数: | 13年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:非公開
月間時間外労働時間(平均):非公開
有給休暇年間取得日数(平均):非公開 |
アクセス: | 四日市あすなろう鉄道内部線追分駅より、車で約8分 |
採用窓口 TEL: | 059-321-4502 |
採用実績: | 三重大学、高知大学、愛媛大学、皇學館大学、名古屋芸術大学、日本福祉大学、四日市商業高校、四日市西高校 他 |
URL: | http://www.seibonoie-gakuen.ac.jp/ |
受賞歴等:
子どもたちだけでなく、職員にも居心地のいい環境です
この楽しそうな職員室を見てください。居心地のいい職場である証拠に、20年、30年と働いてくれる人がたくさんいます。定着率の高さは職員もパートタイマーも変わりません。私たちがこうして働けるのは、家庭という基盤があってこそです。当法人は家庭を大事にすることを推奨し、有給休暇の取得には配慮しています。
高等部専攻科NEXTがスタートしました
子どもたちの「もっと学びたい」、保護者からの「もっと学ばせたい」という声に応え、平成29年度よりこれまでの2年間の高等部専攻科に加えてさらに2年間の高等部専攻科NEXTがスタートしました。小学部・中学部・高等部本科・高等部専攻科と16年間の教育課程は三重県では初の試みです。学校を卒業してからも希望をもって社会で生活できるように、生きる力を育てたいと思います。