業種製造業(食料品・医薬品以外)
中南勢エリア津市
株式会社前川製作所
「前川製作所」──普段、名前を目にする機会はないかもしれませんが、産業用冷凍機メーカーとして国内シェアNo.1、世界の市場でもトップクラスのシェアを誇っている企業です。本社は東京にあり、国内に60拠点、海外と合わせて100箇所の営業拠点を展開しています。三重営業所でも県内全域で100社以上の会社に納入させていただいており、新機種の納入提案、納入時の冷凍設備の施工管理やアフターサービスなどを行っています。入社後2〜3年間は茨城県の守谷工場や全国各地の営業所で研修期間を過ごし、製品知識などを十分に身につけてから三重営業所に勤務することになります。技術的な知識は入社してから覚えていくことができるので、文系・理系は問いません。営業所の最前線で「セールスエンジニア」として勤務します。グローバル企業ですので、チャレンジ精神のある方でしたら将来的に海外勤務も視野に入れて活躍していただけます。
2018年11月2日現在

中部支店 三重営業所 主任
宮下 准
(平成17年度入社)
Q. 就職を決めた理由
弊社の業務内容は詳しく知らなかったのですが、スケールの大きい事業を行っている会社だということに魅力を感じました。新しい技術を開発し、製品を作るだけでなく、納入のための設備工事からアフターサービスまで一貫して行い、顧客の企業と深く関わっていけるのも他の会社にはない点で、面白い仕事ができそうだと思いました。
Q. 仕事のやりがい
新規の機械の導入が決まると、工事期間中は連日その現場に詰めて施工管理者として進行を管理することになります。仕事をどうやってスムーズに動かすか、自分の采配にかかってきます。責任ある立場として苦労もありますが、自分の仕事ぶりがストレートに結果に反映することに醍醐味を感じます。
Q. これからの目標
現在、管工事施工管理技士の資格を持っていますが、次に1級建築施工管理技士の資格取得を目指しています。この資格があれば、大規模な冷凍設備の建設などの工事の施工管理も手がけることができるようになります。さらなるスキルアップのためのチャレンジを続けていきたいと思っています。

中部支店 三重営業所 所長
坂部 勝
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
弊社のキーワードは「共創」。顧客企業の現場からのご要望を受け、共に協力してモノづくりを行っていくという姿勢で、大正13年の創業以来90年以上にわたって歩みを進めてきました。基幹となる冷凍・冷蔵技術だけでなく、高付加価値の食品加工ロボットや省エネ・脱フロンなどの環境に貢献する技術も「共創」の力によって生み出されてきました。
Q. 求める人物像は
三重営業所では「セールスエンジニア」として、メンテナンスだけでなく取引先の問題を解決するための「提案」も行うことになります。その際に必要となるのは技術的知識はもとより、お客さまとしっかりコミュニケーションが取れる力です。文系の方でも知識は後から十分に身につけていけます。何事にも積極的にチャレンジしていく気持ちのある方を望んでいます。
Q. これからの事業目標は
産業用冷凍機械というニッチな市場で独自の技術を発揮して業界トップの地位を築いてきました。成功の要因は「競争」ではなく「差別化」に取り組んできたことにあります。さらに、来る100周年(2024年)に向けて環境技術・ロボット技術・バイオ技術などの研究開発を進めて、新しい技術で世の中を変えていきたいと考えています。
インターンシップ情報
対象:大学生、高専生
期間:1週間~2週間
内容:会社説明、業務体験等
詳しくは、弊社ホームページもご参考下さい。
会社基本情報
本社所在地: | 〒153-8482 東京都江東区牡丹3-14-15 |
主な県内事業所: | 〒514-1118 三重県津市久居新町824 |
事業内容: | 産業用冷凍機を中心とする各種ガスコンプレッサの製造、販売・プラントエンジニアリング、コンサルタントエンジニアリング・メンテナンス及びアフターサービス |
設立: | 1937年 |
資本金: | 10億円 |
従業員数: | 8名 (男性6名、女性2名、うち正規職員7名)(三重営業所) |
売上高: | 1,156億円 |
平均年齢: | 40歳(三重営業所) |
平均勤続年数: | 18年(三重営業所) |
休日/休暇制度: | 年間休日数:126日
月間時間外労働時間(平均):約30時間
有給休暇年間取得日数(平均):10日 |
アクセス: | 近鉄名古屋線久居駅より、徒歩5分 |
採用窓口 TEL: | 059-254-4808 |
採用実績: | 三重大学、中部大学、愛知工業大学、関西大学、同志社大学、龍谷大学、近畿大学、立命館大学 他 |
URL: | http://recruit.mayekawa.co.jp |
受賞歴等:
第18回日食優秀食品機械資材・素材賞 機械部門(平成27年度)
第35回優秀省エネルギー機器表彰「日本機械工業連合会会長賞」(平成27年度)
第43回日本冷凍空調学会「技術賞」受賞(平成28年度)
その他、受賞歴はホームページもご覧ください。
卓越した技術開発力で省エネ・環境性能を格段に進化させた機種を開発
トップメーカーとして常に新しい技術の開発に取り組み、先進的な製品の開発に取り組んでいます。平成20年には環境に配慮しながら省エネを実現した冷凍装置「NewTon」の販売を開始。自然冷媒であるアンモニアを使い、高性能コンプレッサーと組み合わせて従来よりも20パーセントの省エネを実現しました。新しい価値の創造は顧客企業との取引の幅を広げることにつながります。また、現場のニーズに応えて冷凍装置と密接な関係にあるロボット技術の開発にも力を入れており、鶏肉や豚肉などの骨を取り除く加工ロボットでも圧倒的なシェアを誇っています。
2〜3年間たっぷりと“研修期間”を過ごし、一人前のセールスエンジニアへ
三重営業所で採用された社員の方であっても、約3年間は三重県で営業の前線に立つことはありません。まずはメイン工場である茨城県守谷工場の製造現場で冷凍装置や食品加工ロボットなど、弊社の製品の基礎をカリキュラムに沿ってイチから学びます。その後、各地の拠点の営業の現場で知識を深めた後、三重営業所での勤務が始まります。2〜3年間かけての研修期間、仕事の基礎を身につけるには十分すぎるほどの助走期間が与えられています。研修期間の間に築いた本社工場や他の営業所との人的ネットワークはその後の仕事の中で解決すべき問題が生じた時、強力な武器となってくれます。