業種製造業(食料品・医薬品)
中南勢エリア津市
株式会社野田米菓
当社の創業は1934年、その後現在の地に移転してから70年以上が経過いたしました。昔からの味を守りつつ、国産の材料にこだわり、三重県の素材を活かして丁寧においしいあられを作っています。社長を「恵子さん」と呼ぶこともあるアットホームな社風で、お互いの距離が近いことが特徴です。
あまり知られてはいませんが、あられを作るには長い時間と手間がかかります。最初にもち米を洗うところから、包装して出荷するまで実に7日間もかかります。製造過程で割れたあられを取り除くために袋詰めは機械を使わずわざわざ人の手で行っています。生地を焼く火加減も味付け作業も職人の手仕事です。
今後もみなさまに安心と安全、そして最高のおいしさを提供するため、努力を続けてまいります。
2020年8月31日現在
製造部 主任
山下 節子(2001年度入社)
Q. 就職を決めた理由
友人からここで働かないかと声をかけてもらい、気軽に見学に来たのがきっかけです。工場で何から何まで手づくりしているのを見て「すごい」と感心しました。お菓子作りなど食べ物に関して興味があったし、ものづくりの仕事をした経験があったこともあり就職することに決めました。
Q. 仕事のやりがい
新しい商品を作ることに面白さを感じています。たとえば「えびサラダ味」があったらえびマヨネーズはどうだろう?わさびやチーズと組み合わせたらどうだろうと考えるのはとても楽しいです。食べた人においしいと言ってもらえるとやりがいを感じますし、売れた数を見ればお客様の反応がはっきり分かるので手応えを感じます。
Q. これからの目標
既存の商品を今の時代に合わせて変えていきたいと考えています。袋を小分けにして商品の種類を増やしたり、ギフトのパッケージデザインを変更したりともっと改良できることはたくさんあると思います。また、仕事の楽しさや面白さを若手社員に伝えていきたいです。
代表取締役
野田 恵子
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
弊社のあられに使うもち米は100%国内産を使用しています。加えて味付けに使う海苔、えび、ごぼうなども「国内産が手に入らなくなったらその味のあられは生産を終了する」と決めているほど、素材と伝統の味にこだわって作っていることです。
Q. 求める人物像は
元気がある人、仕事に対して意欲のある人を求めています。それは単に作業をするだけでなく、自分なりの考えを持って「こんなあられを作りたい」と思える人です。さらに商品に対しても作業に対しても、改善すべき点を見つけ出して提案できる積極的な姿勢のある人に来ていただきたいです。
Q. これからの事業目標は
今は年配のお客様が中心なので、若い人に弊社の商品を知ってもらうために新しいチャレンジをしたいと考えています。地元農園の苺「温泉むすめ」とコラボレーションした「苺あられ」はその一例です。さらにフェイスブックやインスタグラムでの情報発信を始めました。それを見てご来店いただくお客様が増えるなど少しずつ成果が出てきたところです。
インターンシップ情報
現在は受入していません
会社基本情報
本社所在地: | 〒514-0126 三重県津市大里睦合町233 |
事業内容: | 米菓子の製造、販売 |
設立: | 1934年 |
資本金: | 1,000万円 |
従業員数: | 20名 (男性3名、女性17名、うち正規社員3名)(2020年1月10日現在) |
売上高: | 1億3,000万円(2019年度) |
平均年齢: | 45歳 |
平均勤続年数: | 5年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:116日
月間時間外労働時間(平均):0時間
有給休暇年間取得日数(平均):15日 |
アクセス: | 三重交通バス 大里睦合町バス停より、徒歩0分 |
採用窓口 TEL: | 059-230-7772 |
採用実績: | 津高校、白子高校、稲生高校、海星高校、久居高校 他 |
URL: | https://www.nodabeika.co.jp/ |
受賞歴等:
第17回優良経営食料品小売店等全国コンクール 農林水産大臣賞(2008年度)
第25回全国菓子大博覧会名誉総裁賞(2008年度)
社員の交流を大切にしています
毎年社員旅行に出かけていますが、年によっては食事会に変更するなど若い人も参加しやすい工夫をしています。暑い工場でする仕事なのでうなぎを食べに行くこともありますし、新年会やクリスマス会もあります。特にクリスマスは社員全員にケーキをプレゼントして、社員の子どもさんにも喜んでもらっています。普段から社員の行きたい場所や要望をリサーチするように努めています。
地元のいいものを全国にアピールします
地元の企業どうしお互いさまの気持ちを込めて、当社の作るあられを通して三重県のいいものを全国にアピールしたいと考えています。「温泉むすめあられ」は地元農園の苺と榊原温泉の水を使用した苺の香りたっぷりのあられです。また、うなぎの1人当たりの消費量で日本一になったこともある津市ならではの「夢のうなぎあられ」はうなぎの骨を生地に練り込み、うなぎの蒲焼きのタレをからめました。うなぎの骨も蒲焼きに使う醤油ももちろん地元三重県の企業のものです。