業種製造業(食料品・医薬品以外)
伊勢志摩エリア伊勢市
株式会社鈴工
当社は木材産業向けに、木材を加工・搬送する装置を製造、販売している企業です。加えて最先端の木材加工技術を持つヨーロッパ(ドイツ・イタリア・スウェーデン・デンマークなど)の機械を取り扱う商社でもあります。さらに装置の製造、販売と商社機能の利点を生かして工場のプラント一式の提案、設計、製造、メンテナンスも行っています。
将来の循環型社会の実現に向け、木材で作る10階、20階建て高層ビルのニーズが世界的に高まっています。その建築技術を支えるのが集成材(※)などの新素材であり、中でもCLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)(※)の生産ラインの導入は日本初であり、販売実績も日本で一番を自負しています。
SDGsやカーボンニュートラルへの取り組みとして「都市に森をもたらす」とされる木造高層建築には大きな期待が寄せられています。木材加工機械を通じて社会貢献をすることが、当社の使命です。
※集成材:小さい木材を接着剤で組み合わせた人工の木材
※CLT:繊維方向が直交するように積層接着した木材
2021年8月27日現在
生産部 製缶・機械課 課長
中西 祐介(2010年度入社)
Q. 就職を決めた理由
実家が溶接加工の自営業をしているので、幼少の頃からものづくりの環境にいることが当たり前でした。弊社の見学に来て製造中の搬送装置の大きさに感銘を受け、ここでものづくりをしたいと思って就職を希望しました。すぐに採用していただき、ものづくりの仕事に就くことができ、大変嬉しかったです。
Q. 仕事のやりがい
現在は溶接作業と機械加工の工程管理をしています。これまでやったことのない大きな機械を作れること、製造の立場から改善提案を設計部門に直接伝え、反映させられることにやりがいと責任を感じています。同年代の社員が多いのでサッカーやゴルフなどの活動も盛んで楽しい職場です。
Q. これからの目標
まったく同じ図面を使っても、社内製作品と外注製作品では品質にバラつきが出ることが課題です。製作方法やミスの原因など問題点を見つけ出し、品質を均一にできるよう改善に取り組みたいと思います。また、加工機械も技術も日々進歩しているので、それに合わせて常に自分の知識を向上させ、より管理職として信頼してもらえるように取り組みたいです。
代表取締役社長
牛場 正人
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
創業以来「チャレンジ」を社是に掲げ、社員のアイデアや企画を積極的に取り入れています。社員間の上下関係の壁がなく、誰とでも気軽に話ができるアットホームな社風も自慢です。技術開発にも長年力を注いでおり、その成果として弊社が開発した高速搬送装置は、搬送スピードにおいて他社の追随を許さない、国内トップ級の性能を誇ります。
Q. 求める人物像は
採用においては、やる気と人間性を重視しています。やる気があると本人だけでなく周囲にも良い影響があり、成長に繋がります。初めは誰でも初心者なので知識は入社してから身に付けてもらえば充分です。チャレンジ精神が旺盛で、弊社の仲間と共に一緒に頑張ってくれる若い人のご応募をお待ちしています。
Q. これからの事業目標は
欧米を中心に世界中では20階を超える木造高層建築がブームとなっており、日本でも木造ビルの建築がマスコミに取り上げられるなど注目を集めています。日本では始まったばかりの最先端分野である集成材、CLT製造機械のパイオニアとして、またヨーロッパの機械メーカーと日本を繋ぐ商社として、弊社には大きな将来性と成長性があると考えています。
インターンシップ情報
対象:大学生、専門学校生、短大生、高校生
期間:3日
体験内容:会社説明・工場見学・機械設計・製作
会社基本情報
本社所在地: | 〒515-0001 三重県伊勢市大湊町656-2 |
事業内容: | 木材搬送装置製造・木材加工機械輸入販売 |
設立: | 1979年 |
資本金: | 2,000万円 |
従業員数: | 64名 (男性62名、女性2名、うち正規社員59名)(2021年7月27日現在) |
売上高: | 24億円(2020年度) |
平均年齢: | 39.4歳 |
平均勤続年数: | 10.5年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:127日
月間時間外労働時間(平均):30時間
有給休暇年間取得日数(平均):10日 |
アクセス: | 近鉄(JR)伊勢市駅より車で15分 |
採用窓口 TEL: | 0596-36-4320 |
採用実績: | 島根大学大学院、三重大学、京都産業大学、近畿大学、愛知大学、日本福祉大学、鈴鹿工業高等専門学校、鳥羽商船高等専門学校、伊勢工業高校、松阪工業高校、津高等技術学校 他 |
URL: | https://www.suzuko-inc.com |
受賞歴等:
健康経営優良法人(受賞年度:2021年度)
事業継続力強化計画認定(経済産業省)(受賞年度:2021年度)
社員研修と勉強会に力を入れています
当社は社員一人ひとりが経営に関わる数字を学ぶため、MG(マネジメントゲーム)研修を取り入れています。ゲームを通じて会社経営を疑似体験し、決算書を自分で作る手法を身に付ける研修です。また研修では他社の参加者と接することで、社内では得られない良い刺激をもらっています。
もう1つは月刊誌「致知(ちち)」を読んで感想を発表しあう社内勉強会の「木鶏会」です。各界の著名人の考えに触れて人間性を磨くと共に、普段接点のない部署・役職の社員と討論することは、社内の風通しを良くすることにも役立っています。
社内の交流、地元との交流のどちらも大切にしています
伊勢神宮の重要な行事である神嘗祭(かんなめさい)には、毎年お揃いの法被で参加して初穂を神宮に奉納しています。また年末恒例の「お伊勢さんマラソン」の参加者には会社から参加費を補助したり、地域のお祭やソフトボール大会への参加、地元小学校との防災訓練の実施など、地域との交流イベントをたくさん行っています。毎週木曜日はノー残業デーとし、有志を集めてお揃いのユニフォームでサッカーを楽しんでいるほか、食事会やバーベキューなど、入社したての若い社員でも気さくに本音を話せる場を設けています。