- 業界では有名
- 社内の風通しが良い
- ワーク・ライフ・バランスに理解がある
業種各種サービス業
北勢エリア桑名市
超臨界技術センター株式会社
弊社は「超臨界流体」を活用して、さまざまな素材から有用物質の抽出、成分の分離・精製など、お客様からのご依頼に応じて受託試験、試作品製造、受託生産を基礎実験から実用化開発まで行っています。幅広い市場のニーズに対応できる超臨界流体技術を持つ日本でトップクラスの会社と自負しております。
「超臨界流体」は聞きなれない言葉ですが、気体と液体の中間的な性質を持つ状態にある物質をいいます。液化二酸化炭素を高圧にすると、極めて密度の高い超臨界状態の二酸化炭素を作り出すことができます。大気中に放出される二酸化炭素を有効利用することで、人体に有害な溶剤や化学試薬を使用することなく、環境への負担が少ないプロセス構築のお手伝いをしています。デカフェ(カフェインレスコーヒー)はこの技術を応用しています。
当社しかない特徴的な設備を有しており、名古屋大学、熊本大学との共同研究を通じて技術向上に努めています。高圧ガスの製造保安責任者免状保有者は全社員の6割以上の7名、その他衛生工学衛生管理者、有機溶剤作業主任者、危険物取扱者など数々の資格所有者が在籍し、安全に対する教育に力を入れています。
2021年11月29日現在
製造グループ
畠山 義之(2021年度入社)
Q. 就職を決めた理由
「他ではできないことをしたい。この世にないものを作りたい」と思いながら仕事を探していたところ弊社を知りました。製造業は未経験で不安もありましたが、面接で仕事の進め方などを具体的に丁寧に説明してもらったことと自分の大らかな気質と会社の雰囲気がぴったりだと感じたことで入社を決めました。自分と同じく他県の出身者が多いのも安心に繋がりました。
Q. 仕事のやりがい
超臨界技術を活かした事業は珍しく、全国はもとより海外からも多くの見学者がいらっしゃいます。世の中にないものを作り出す開発技術者集団として社会に大きく貢献しているという気持ちで働くことは、自分の成長に繋がるとともにやりがいにもなっています。また、カフェインを除去したコーヒー豆の開発など新しいものを生み出す過程を間近で見られるのは面白いです。
Q. これからの目標
入社から半年ということもあり覚えることがたくさんあります。先輩社員から弊社にしかない知識と技術をしっかりと教わり、いずれ後輩にも伝えていきたいと思っています。現在は「高圧ガス製造保安責任者」という国家資格の取得をめざして勉強しています。難関ですが、日々の仕事に直結する内容なので取得に向け頑張っています。
代表取締役
田中 雅裕
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
弊社は革新的な技術や高度な専門知識を持ち、独創的で冒険的な事業を運営する知識集約型企業です。進取性に富んだ冒険的な経営が特徴で特殊化された技術とノウハウを軸に小資本と少人数で事業を行っています。少人数の強みを活かしたフットワークの良さと、大学と連携した問題解決へのアプローチは弊社ならではの強みです。
Q. 求める人物像は
弊社の方針として採用には人柄を重視し「新しい価値の創造に挑戦すること」「誠実で謙虚であること」を掲げています。中でも誠実とは、1.嘘がないこと、2.人によって態度や言葉が変わらないこと、3.些細なことをおろそかにしないこと、4.間違ったことは指摘することの4つです。風通しの良い環境で、尊重しあい気持ちよく働ける職場にしたいと思っています。
Q. これからの事業目標は
超臨界技術を広く社会に普及することを目的として持続可能な循環型技術で社会貢献したいと考えています。現在の化学プロセス技術では環境負荷が大きいものが多く、SDGsの観点からも超臨界技術はその解決法として注目されています。社会的にも環境への優しさが求められる今、コストに対するお客様の意識も変化し、技術相談が増えてきています。
インターンシップ情報
現在は受入していません
会社基本情報
本社所在地: | 〒511-0838 三重県桑名市大字和泉字ハノ割391番地3 |
事業内容: | 超臨界流体を用いた受託開発、受託試験サービス |
設立: | 2013年 |
資本金: | 1,000万円 |
従業員数: | 11名 (男性8名、女性3名、うち正規社員8名)(2021年10月1日現在) |
売上高: | 1億6,000万円(2020年度) |
平均年齢: | 36.7歳 |
平均勤続年数: | 5.3年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:122日
月間時間外労働時間(平均):21時間
有給休暇年間取得日数(平均):11日 |
アクセス: | JR関西本線 桑名駅より車で10分 |
採用窓口 TEL: | 0594-33-3333(株式会社ケー・イー・シー) |
採用実績: | 朝日大学、九州大学、熊本大学、淑徳大学、信州大学、創価大学、東京農業大学、名古屋大学、三重大学、菰野高校、四日市工業高校 他 |
URL: | http://www.sctc.co.jp/ |
受賞歴等:
分離技術会 技術賞(2020年度)
デカフェコーヒーのプロセス開発を行いました
超臨界抽出法を活用し、自社開発としてコーヒーの生豆からカフェインを除いたデカフェコーヒーのプロセス開発を行い、日本で初めてデカフェコーヒー製造プラントを立ち上げました。普通のコーヒーと比べて、香り、味わいともまったく遜色なく、言われなければデカフェだと気づかないほどのおいしさです。妊娠中でカフェインを控えたい時、夜遅くにコーヒーを飲みたい時等、さまざまな場面で楽しんでいただけます。また三重県いなべ市産の緑茶と和紅茶でもカフェインレスの製品を開発することに成功しています。
ワークライフバランスに配慮しています
現在はコロナ禍のため休止していますが、バーベキュー、忘年会、新入社員歓迎会などを催しています。特に家族参加のバーベキューはちびっ子たちも参加してワイワイとにぎやかです。
またワークライフバランスに配慮し、積極的にリモートワークに取り組んでおり、現在は千葉と熊本にそれぞれリモートで働く社員がいます。本人は慣れた仕事を続けることができ、当社は優秀な人材に働き続けてもらうことができます。さらにリモート先の地域で大学との連携や営業活動もできるなど、会社にとっても働く人にとっても良い効果が現れています。