業種土木・建築業
東紀州エリア紀北町
株式会社塩谷組
当社は、1910年に創業し2023年で113年目を迎えました。主に土木・建築工事を行う総合建設業者です。豊富な施工実績を通じて地域社会に貢献しています。公共工事の比率が高いためコロナなどの社会情勢に影響されることが少なく、財務内容も安定しています。地元で長い間事業に取り組んでいるため、自然災害等の有事の時には、それに従事できるよう体制を整えており、地元の皆さまの生活に支障をきたさないように、すぐに応急対策作業を行っています。外部地域から救援にあたる自衛隊など到着する前に緊急車両が通れるよう道路の瓦礫や土砂を処理してルートを確保することは地元の建設業者としての務めと考えています。
福利厚生については、労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険、資格手当のほか各種手当、年次有給休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇など、各種の充実した制度があります。資格試験の受験料や研修費および交通費はすべて会社が負担しています。土木建築の仕事は「地球の彫刻師」と表現されます。苦労しただけの達成感と感激があり、自分の仕事の成果が長く残り、家族にも胸を張れる仕事です。
2022年12月29日現在

建築部 建築部長
宮地 高明(2012年度入社)
Q. 就職を決めた理由
ものづくりが好きだったことに加えて、学生時代のアルバイトで建築関係の大工や板金、左官業を経験したことがきっかけになりました。もっといろいろな工事を経験したい、建築の最初から最後までに携わりたいと思い、先頭に立って指示を出す現場監督の仕事をめざしています。弊社は地域の中でもトップの建設会社です。ここの現場監督になれば多種多様な建築物を作れると思い、就職を決めました。
Q. 仕事のやりがい
さまざまな問題にぶつかっては悩み、職人さんを含め現場のチームが協力し合い、知恵を絞り出して竣工を迎えた時の喜びはひとしおです。大きな達成感が得られます。これほどの達成感、責任感、誇り、情熱はほかの職種では得られないと思います。また施主様の満足された笑顔が見られること、建物が長きにわたってその地に残ることもやりがいになっています。
Q. これからの目標
土木・建設業は技術者のスキルが重要であり、日進月歩で進む技術に対応するため、常に新しい情報や知識を学ぶことが求められています。また、発生するトラブルを解決するにはチームワークが大切です。なんでも話し合える雰囲気の良い現場作りが目標です。そのことが若手の育成に繋がり、弊社に対するエンゲージメントを高められると思います。

代表取締役社長
村田 和隆
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
弊社の理念は「考え抜き、汗をかき、最低の原価・最高の品質・最短の工期を目指そう」です。この理念に基づき、責任をもって創意工夫し成果を上げた従業員に対しては、会社として評価し「頑張れば報われる会社」をめざしています。また、自分の担当現場だけでなく困っている現場があれば、みんなで助け合うことの体制が強みでもあり、従業員一同協力して仕事に励んでいます。
また、社長は入社以来43年塩谷組ひとすじ、社員とも長い付き合いの仲間同士です。この社風や距離感がとても心地良い職場環境を作っています。
Q. 求める人物像は
建築関係の資格には実務経験が年単位で必要なものがあるので若い人を求めています。資格取得のための費用は弊社が負担しますので、やる気があれば専門の学校を出ていなくても挑戦することが可能です。また一人で工事はできません。チームとして業者さんも交えて意見を出し合いながら目標達成をめざす必要があります。積極性と協調性のあることが大切です。
Q. これからの事業目標は
紀北町は日本屈指の多雨地域であり、かつては洪水による被害も発生しています。加えて日本全体として、強くてしなやかな国を作る国土強靭化対策も進められているところです。その要請に応える技術を磨き、全社一丸となって、地域の安心・安全の担い手として魅力ある企業をめざしています。
インターンシップ情報
現在は受入していません
会社基本情報
本社所在地: | 〒519-3406 三重県北牟婁郡紀北町相賀299-1 |
事業内容: | 土木・建築一式総合建設業 |
設立: | 1950年 |
資本金: | 5,000万円 |
従業員数: | 36名 (男性29名、女性7名、うち正規社員36名)(2022年11月30日現在) |
売上高: | 17億28,43万円(2021年度) |
平均年齢: | 56.4歳 |
平均勤続年数: | 16.2年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:87日
月間時間外労働時間(平均):27時間
有給休暇年間取得日数(平均):7.5日 |
アクセス: | JR紀勢本線相賀駅より、徒歩1分 |
採用窓口 TEL: | 0597-32-1223 |
採用実績: | 関東学院大学、日本文理大学、大阪工業大学、関西大学、中京大学、明治大学、近畿大学工業高等専門学校、東海学園女子短期大学、東海工業専門学校、名古屋法経専門学校、大原簿記専門学校、三重高校、尾鷲高校、木本高校 他 |
URL: | https://www.shiotanigumi.com |
受賞歴等:
昭和59年度古里道路改良工事 優良工事表彰 局長表彰(1986年度)
平成3年度42号海山防災工事 優良工事表彰 局長表彰(1993年度)
平成10年度42号海山区法面防災工事 困難な現場状況克服表彰 局長表彰(2000年度)
平成13年度260号錦峠舗装工事 優良工事表彰 局長表彰(2003年度)
平成18年度42号弓山地区法面防災工事 優良工事表彰 局長表彰(2008年度)
平成23年度42号海山地区整備工事 優良工事表彰 局長表彰(2013年度)
平成27年度42号東紀州整備工事 優良工事表彰 局長表彰(2017年度)
平成28年度42号尾鷲・熊野管内橋梁補強補修工事 優良工事表彰(2018年度)
平成30年度42号尾鷲管内北法面防災工事 社会活動貢献表彰(2020年度)
令和2年度42号尾鷲管内交通安全整備工事 優良工事表彰 優良工事技術者表彰(2022年度)
令和7年度「みえの働き方改革推進企業【★★】」登録(令和10年3月31日まで)
社員の健康管理を徹底しています
労働安全衛生法に基づき、社員は年に1回定期健康診断を受診しております。それに加えて2022年5月には会社の費用負担により、全社員が人間ドックを受診しました。実施には社員を複数の班に分け、交代で受診するスケジュールを組むなど、受診もれを発生させない工夫をしました。実際にこの検査で病気が見つかった社員がおり、治療に繋げることができました。今後は数年に1度の人間ドックを継続実施する予定です。
災害に対する備えを提供しています
当社がある東紀州地域は、過去の洪水に加えて近い将来発生が予想される東南海地震の際に津波による甚大な被害を受けることが想定されています。このため社費を投じて避難路や避難場の整備および防災用品の寄付を行い、地域から多くの感謝状をいただいております。町内に複数の避難所を作り、階段や子どもでも使いやすいスロープでいくつものルートから登れるように配慮しています。また倉庫を新設して照明装置やフォークリフトを備蓄し、災害発生時にはすぐ提供できるように準備しています。