業種製造業(食料品・医薬品以外)
中南勢エリア津市
株式会社松阪鉄工所
1928年、ボルトクリッパ、パイプレンチを国内で初めて製造。新潟と大阪が作業工具の2大産地という中にあって、三重県津市でオリジナル製品を作り続け、業界でも確固たる存在感を発揮しているのが株式会社松阪鉄工所です。2016年には創業100年を迎えた老舗メーカーであり、松阪鉄工所が生産する「MCCブランド」の製品は建設工具、配管工具、電動工具の分野で、世界中の作業現場のプロから信頼を得ています。製品開発から生産まですべて自社で行う自社一貫生産方式による高品質と高い耐久性・機能性と使い勝手の良さがそのブランド力を支えています。また、30年前より生産技術のノウハウを生かして精機部門をスタート。マシニングセンタ用治具システムの設計・製作なども展開し、高い評価を得ています。
2019年11月6日現在
製造部 加工課
佐藤 浩希(平成25年度入社)
Q. 就職を決めた理由
機械化された中で“淡々と”製品を生産しているイメージがあったんですが、工場見学の際、最新の機械を使いながらも実際は1人ひとりの手を経ることで製品が生まれる姿を見て、ものづくりの原点の魅力を感じました。
Q. 仕事のやりがい
自分が開発に携わった機械が稼働することで、以前より生産性が上がったり品質が向上して世界中のユーザーの方の役に立ち、また、震災の復興現場の役に立っていると思うと、いっそう頑張らなければと思います。
Q. これからの目標
技術者である以上、最低一つでも専門的な分野、これなら業界の誰にも負けないという得意分野を持てるようになりたいです。専門分野に秀でた人のところには自然とさまざまな人や仕事が集まってくるものですから。
総務課長 佐藤 法子
Q. 自社の強みは何ですか(経営理念や社風)
開発設計から加工、組立までの製造行程を社内ですべて行う自社一貫体制の中で、現場の声も活かしながら、コスト低減、加工性向上、機能性向上などあらゆる面からの改良・改善を絶え間なく続けています。
Q. 求める人物像は
たとえば時計を見て、一度全部ばらしてみたいと思ったり、実際にやってみた経験のあるような方でしたら、ものづくりの楽しさを一緒に味わっていけると思います。チャレンジ精神のある方、大歓迎です。
Q. これからの事業目標は
ロボットを活用した省人化による生産技術の開発には、各方面から熱い眼差しを向けられています。松阪鉄工所ならではのオリジナル技術に一層磨きをかけて、より信頼される製品づくりに取り組んでいきます。
インターンシップ情報
対象:大学1〜3年生
期間:5〜10日間
内容:生産技術、品質保証・検査、工具組立
会社基本情報
本社所在地: | 〒514-0817 三重県津市高茶屋小森町1814 |
事業内容: | 工作機械、周辺機器の設計・製作、建設用工具、配管機器類の開発・生産 |
設立: | 1952年11月18日 |
資本金: | 9,600万円 |
従業員数: | 185 名(男性150名、女性35名、うち正規職員129名) |
売上高: | 35億2,700万円 |
平均年齢: | 40.1歳 |
平均勤続年数: | 17.3年 |
休日/休暇制度: | 年間休日数:113日
月間時間外労働時間(平均):20時間
有給休暇年間取得日数(平均):11日 |
アクセス: | 近鉄名古屋線久居駅より、バスで10分 |
採用窓口 TEL: | 総務課 059-234-4159 |
採用実績: | 愛知工業大学、大阪工業大学、金沢工業大学、関西大学、大同大学、中部大学、同志社大学、三重大学、名城大学、立命館大学、鈴鹿高専、鳥羽商船、近大高専 |
URL: | http://www.mcccorp.co.jp |
受賞歴等:
1992年:中小企業優秀新技術・新製品賞
1998年:グッドデザイン賞
若者応援宣言企業(平成28年度)
時代のニーズに応えるオリジナル商品を開発
1928年(昭和3年)日本で初めてパイプレンチやボトルクリッパ(写真中央)を世に送り出して以来、時代のニーズに応えて数々の革新的商品を生み出してきました。商品の一つひとつに、ものづくりに情熱を燃やす技術スタッフのアイデアとノウハウが詰まっています。
伝統的技術と最新テクノロジーが共存した環境で技術者が育っていきます
鍛造の現場作業から最新のロボット技術の応用まで。ものづくりの原点にふれながら、未来を先取りした製品を研究開発する中で、技術者として着実に成長していける環境が整っています。